Neutral.y2 / ニュートラル | 当ルームのご案内 | ■カウンセラーの選び方■



カウンセラーの選び方
■カウンセラーの選び方■


ここに記したものは、あくまでも私個人の考えですので、それをご理解いただいた上で、皆さんのご参考にしていただけたらと思います。

■扱っている療法でカウンセラーを選ぶ事が最善とは限らない■

カウンセリングには数多くの療法がある事をご存知の方も沢山おられると思います。
基本的には、問題によって≪向いている療法≫と言うものもあります。
しかし、だからと言って自分の問題には何の療法が適切かを本やネットで調べ、その療法を扱っているカウンセラーを探す事がその方にとっての最善のカウンセラー選びだとは私は思いません。

心の問題と言うのは色んな想いや考え、過去の経験などが複雑に絡み合っているものでもありますので、例えば≪人とコミュニケーションを取るのが苦手≫と言う同じ問題を抱えた方々であっても、その問題の原因や理由には人それぞれに違いがありますし、人によって感受性が豊かな方/そうでない方、イメージ力の高い方/低い方、価値観や性格の違いなど全てが違うのですから、問題の解決策やそれを見出す方法も、人それぞれに違うのが当然ではないかと私は思います。

それとは別に、同じ療法を扱うカウンセラーでも、それぞれに持っている引き出し(療法を含む相談者の方への接し方、言葉の使い方などのアプローチの全て)は様々です。
その為、同じ療法を扱うカウンセラーでも、それぞれの技量によって、その効果(成果)には大きな差が出てきます。

また、カウンセリングを受けるご本人が、その療法に期待・集中力等を持って取り組めているかどうかによっても、その効果(成果)に差が出ます。
カウンセリングに期待を持てるか否かは、その方の性格や心のタイミングだけではなく、カウンセラーに対し信頼が出来ているかどうかによっても大きく変わると思います。

そう言った理由から、どのカウンセラーが良いのかを、カウンセラーが扱う療法だけでは選べないと言うのが私の考えです。

■療法の違いはゴールへの道のりの違い■

どの療法においても、それを行う目的はその方にとっての≪問題の解決≫と言う同じ方向を向いています。
ただ、解決にたどり着く道筋が違うだけの事であり、どの道を通っても目指すゴールは同じなのです。

■自分にとってのカウンセラーは自分の心で選ぶ■

カウンセラー選びは、ご自身の心で選ぶ事が一番確かな答えだと私は思います。
何の療法が良いかではなく、自分の問題・自分の心を≪誰に託せるか≫が何よりも大切ではないかと思います。

カウンセリングを受ける事によって、心に満足感・達成感・爽快感・安心感や、解決への期待・自分への期待等…心に何か得られるものがあってこそ、その方にとって≪良いカウンセリング≫なのだと思います。


〇他の人には言えない事柄でも安心して語れる
〇緊張や不安・違和感を抱くことなく、自身の問題に集中できる空間
〇カウンセリングの中に何か得られるものがある事
〇≪何か得られるかもしれない≫と言う期待や≪何かを得たい≫と言う欲を持てるカウンセリングである事

期待できないところに結果(成果)は生まれないと私は思います。
苦手意識や緊張・不安等を感じる相手に心は開けません。

今現在、カウンセリングルームに通っておられる方で、もしも、そのカウンセリングに物足りなさを感じたり、疑問や違和感などを抱いておられたり、安心感・癒し等を含め、ご自身の求めるものがそこで得られていないのであれば、他のカウンセラーをお探しになる方が良いのではないかと私は思います。

別のカウンセラーを探すことを考えておられる方も、これから受けようとお考えの方も、新しい人間と出会う事に緊張や不安を感じてしまわれるかもしれませんが、あなたにとって最良のカウンセラーであれば、そのカウンセラーに対する緊張がなくなり、信頼関係を築けるようになるまでに多くの時間はかからないのではないかと思います。

良いカウンセラーに出会う事が、ご自身の問題解決を早めると思います。
あなたにとっての最良のカウンセラーに出会って頂けることを願っています。

最後になりましたが・・・

カウンセラーは相談にお越しくださった方を通じて色々な心の問題と向き合っていますが、向き合うのは抱えておられる問題だけではなく、相談にお越し下さった際の、その方の感情とも向き合っています。
表面上は冷静さを保っておられても、心の奥では意欲と言うものを失っておられたり、自身の人生を強く悲観しておられたり、人や境遇に怒り・憎しみ・憎悪などの強い感情を抱いておられたり、不安感・孤独感等を抱いておられたり・・・
どの様な感情を心に抱いてお越しになるかは、その時の心理状態によるものですので、同じ方でも日によって異なる事でもあります。

人のタイプに苦手意識を持たず、どの様な感情やお話にも心を乱さずにいられるか、その心のキャパシティーの大きさは、カウンセラー自身の心がどれだけ整理できているかに比例していますし、それはカウンセラー自身がどれ程自分自身の心と向き合えているかということでもありますし、それがカウンセリングの基礎として必要不可欠な心のスキルでもあるのですが、その心のスキルを身に着ける事は、心理の知識を深めるよりも遥かに難しいことであります。

カウンセラーが相談者の方を受け入れられなかった際には、相談者の方には不快感や苦痛をお与えしてしまうことがあるだろうと思いますし、カウンセラーに対し不快感や拒絶感等の感情を抱かれる事もあるだろうと思います。
そういった際には、【相性が合わなかった】という言葉で片付けられている事が多くあるのですが、本来、目の前の方を受け入れる事がカウンセラーの基本的姿勢ですので、その方がカウンセリングの中で何をお話になろうと、どの様な心理状態であろうと、その方の心を害してしまったのであれば、それはカウンセラーにはその方を受け入れる心のキャパシティーが足りなかったという事でしかありません。

ですが、カウンセラーは皆、それぞれの成長スピードは違えど、色々な方・色々な問題・色々な感情と出会う度に、何かを気付かされ、考えさせられ、自問自答を繰り返し、他者を受け入れる心のキャパシティーを広げていると思います。

ですので、過去に一度受けた際には不快感を抱いたり、問題解決に至らなかったといった経験をされたとしても、ご自身の心理状態の違いや抱えておられる問題の違いなどによって、前回とは全く異なったカウンセリングが受けられる事もあるでしょうし、当時から年数が経過しているのであれば、カウンセラー自身が成長している事もあると思います。
以前の結果や他者の評価に囚われず選択肢を広げて、ご自身にとって最良のカウンセラーをお探し頂きたいと思います。




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